李相歓弁護士は当事務所の金融分野のシニア弁護士であり、金融分野で国内外で広く認められています。李弁護士は金融に関する広範囲にわたる分野において業務を担当しており、特に、金融機関のM&A、派生金融商品、構造化金融及び企業金融に関する取引と紛争について豊富な経験があります。それだけでなく、当事務所の日本の金融機関サービスグループの構成員として、様々な日系金融機関に対しコンサルティングを提供しています。
担当した代表的な業務には、国内主要銀行のM&A及び構造調整とM&A以降の統合に関する業務が含まれており、その他にも、派生金融商品に関する紛争及び情報流出事件の対応業務等があります。また、金融監督院、公正取引委員会又は捜査機関の調査や検査を受ける金融機関に対するコンサルティング業務においても豊富な経験を有しています。
財政経済部金融発展審議委員会の委員で、財政経済部の外部諮問委員として活動しました。財政経済部の信用情報制度改善T/Fの委員としても活動しました。また、1990年は東京のMatsuo & Kosugiで、1993年はニューヨークのGottlieb,Steen & Hamiltonで客員弁護士(visiting attorney)として勤務しました。
また、定期的に様々な執筆活動に参加してきましたが、「Banking Regulation Review (1st -5th Edition): Korea chapter」 (Law Business Research、2010-2014)及び「Getting the Deal Through - Banking Regulation (1st - 5th Edition): Korea chapter」 (Law Business Research、2008-2014)等があり、「IFLR 2012年2月号 - Basel III Guide 2012: Korea chapter」 (IFLR、2012)及び「Guide to Lending and Taking Security in Asia (2nd - 3rd Edition): Korea chapter」 (Herbert Smith、2010 & 2014)」を共同著述しました。
1982年にソウル大学校法学部で法学学士号を取得し、1984年に司法研修院を修了しました。1993年にCornell Law Schoolで法学修士号を取得し、ニューヨーク及び韓国の弁護士資格を保有しています。
