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Newsletter | September 2013 |
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知的財産権 |
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政府出捐研究機関のヨーロッパ登録特許に対する異議申立事件の防御 |
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当事務所は、国内の他の法律事務所と共に、政府が出捐した研究機関である韓国原子力研究院に法律サービスを提供し、韓国原子力研究院のヨーロッパ登録特許に対しヨーロッパ特許庁に提起された異議申立を成功裏に防御しました。 |
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韓国原子力研究院は、去る2004年、ジルコニウム合金の核燃料被覆管である「HANA被覆管」を、ヨーロッパで特許登録しました。しかし、外国事業者が上記特許は新規性及び進歩性の要件を備えていないとし、2005年にヨーロッパ特許庁に1次異議申立をし、2010年10月にヨーロッパ特許庁は外国事業者の異議を棄却しました。 |
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外国事業者がこれに控訴しましたが、ヨーロッパ特許庁は2013年3月に上記控訴を棄却しました。 これは、これ以上不服申立のできない最終判決で、8年以上にわたる「HANA被覆管」関連特許紛争が上記の判決で終結しました。 |
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核燃料被覆管は、ウラニウム核燃料を包んで放射性物質が外部に出ないように遮断する1次的な防護壁であり、核分裂の連鎖反応により発生する熱を冷却水に伝達する機能をする核燃料の核心部品です。今回の事件の結果により、国内で独自に開発された韓国原子力研究院の核燃料被覆管関連の基幹技術が国際的にも保護されるようになりました。 |
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