KIM&CHANG
Newsletter | September 2013
保険
2013年金融監督業務説明会の実施
金融監督院は、去る2013年5月7日、金融会社の役職員、学界、マスコミなど各界各層の金融専門家らが参加する中、2013年金融監督業務説明会を開催しました。保険圏域説明会は二つのセッションに分けて進行されましたが、第一セッションでは保険監督業務推進計画と消費者保護業務推進計画に関する説明があり、第二セッションでは保険検査業務推進計画、不合理な金融制度及び慣行改善推進計画、権益保護申請制度に関する説明がありました。
これに関連して注目すべき細部計画は、次のとおりです。
不完全販売予防のために、高齢者が加入する保険商品に対してHappy Callサービスを実施
消費者の商品選択権の向上のために、事業費後取方式など事業費付加体系を改善
市場金利変動を弾力的に反映できるように標準利率制度を改善
保険会社の損失吸収能力の向上のために株主配当決議要件を強化
長寿リスク及び大災害リスクに関するRBC制度の改善方法を用意
2段階IFRSの導入に関する連結基準RBC制度の導入方法を用意
健康管理サービス、海外の患者誘致などの業務に対する兼営業務及び子会社を許容
保険会社による海外の患者誘致と連係した商品開発活性化
大株主の適格性審査制度の導入を推進
大株主・系列会社との不当支援取引遮断のための監督制度を整備
再保険不公正営業に対する監督を強化
争点が同一の多数の被害者を迅速に救済するために集団紛争調整制度の導入を検討
少額紛争事件に対して紛争調整の進行中に保険会社が消費者を相手取って訴訟を提起できないようにする制度を導入
金融監督院の以上のような業務推進は、保険会社に負担になる側面と共に、新しい機会の提供という肯定的な側面もあるといえます。したがって、負担になる側面を効率的に対処し、新しい機会を捉えて事業を拡大する戦略の樹立が必要であるとみられます。
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