KIM&CHANG
Newsletter | July 2017, Issue 2
不動産
オーストラリア・キャンベラ所在のオフィスビル取得
未来アセット資産運用が設定した公募型不動産集合投資機構である未来アセットマップス豪州不動産投資信託2号(「本件ファンド」)は、シンガポールに本件ファンドの100%子会社であるMAPS Australia 50 MC(「シンガポールSPC」)を設立し、シンガポールSPCと本件ファンドは、オーストラリアにMIT(Managed Investment Trust、「本件MIT」)を設立し、MITが発行する集合投資証券をそれぞれ95%及び5%の割合で取得しました。その後、本件MITは、オーストラリアのキャンベラに所在するオーストラリア連邦政府が主な賃借人であるオフィスビルを取得しました。

弊事務所は、オーストラリアの法律事務所と共に、公募型集合投資機構の規制に対する検討のほか、対象不動産の実査報告書、売買契約書、対象不動産の購入資金調達のための貸付契約書、オーストラリア連邦政府との賃貸借契約書等の検討、交渉と締結など一連の過程における法律コンサルティングを提供する一方、円滑な資金調達と取引進行のための適切な投資構造及び取引条件を構想するなど総合的な法律サービスを提供し、本件取引の成功に寄与しました。
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