KIM&CHANG
Newsletter | March 2016, Issue 1
税務
重複税務調査の範囲に対する大法院の判決
国税基本法第81条の4は、納税者の法的安定性のために原則として同税目及び同課税期間に対して重複調査を禁止しています。重複税務調査の範囲に対し、大法院ではある課税期間の特定税目の特定項目に対して税務調査をした場合、その税務調査が当初税務調査の範囲拡大によりなされた税務調査ではない限り、その税目と同じ課税期間に対して特定項目を除いた他の項目について再び税務調査をすることは国税基本法で禁止している重複税務調査に該当すると判断して、重複税務調査の範囲をこれまでより広く判断しました。
当事務所は、本件で原告を代理して重複税務調査の法理に対する深い分析及び検討を基に、原告に有利な判決を受けました。
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