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Newsletter | March 2016, Issue 1
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証券
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国民銀行が5億ドル規模の5年満期カバードボンドを発行
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2015年10月21日に国民銀行は、国内で初めて「二重償還請求権付債券の発行に関する法律」により5億ドル規模の5年満期カバードボンドを発行しました。カバードボンドは、銀行が保有する住宅担保貸付債権等の原資産を担保として発行する社債で、担保付社債(二重償還請求権)と流動化証券(倒産隔離)の長所を結合させた金融商品です。すなわち、原資産に対して第三者に優先する排他的権利を保有すると同時に、銀行の一般財産に対しても無担保先順位債権者と同じ権利を持つという点で担保付社債と似ていますが、担保付社債は担保物が発行会社の倒産手続に影響を受けますが、カバードボンドに担保として提供された原資産は発行銀行の倒産手続に影響を受けないという特徴があります。
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当事務所は、二重償還請求権付債券発行に関する法律(別名カバードボンド法)の立法段階から参加し、本件プロジェクトの発行人である国民銀行の法律顧問として、発行の過程で国内初の発行にあたっての規定や実務上の問題点を克服する方法を提示する等、無事に取引を終結させるための重要な役割を果たしました。
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