Newsletter | November 2016, Issue 3
	資本市場
	大韓民国政府の中国現地における人民元建て外国為替平衡基金債券(外平債)発行の主幹事会社にコンサル提供
	大韓民国政府は2015年12月15日、中国内で外国政府としては世界で初めて、30億人民元を上限とする外国為替平衡基金債券(外平債、sovereign PANDA bond)を発行しました。
	本件は韓国政府初の人民元建て外平債発行であり、また中国初の外国政府による債券発行です。弊事務所は主幹事会社である証券会社を代理し、私的な経済主体とは性格の異なる「政府」が発行する債券について既存の一般企業を対象にした規定とは異なる新しい規定または解釈が必要であるという点を強調し、既存の規定が合理的に解釈されるように努力しました。また、取引の特殊性に合わせて、外平債の発行のための諸般法律諮問に応じ、適切な助言も行いました。 中国内で外国政府が人民元債券を発行した事例がなく、そのための規定や手続が別途設けられていませんでしたが、弊事務所から積極的に中国監督機関(PBOC及びNAFMII)に緊密な業務協力働きかけることで、規定及び手続上の不確実性を克服し、外平債の発行を成功させることができました。
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