KIM&CHANG
Newsletter | September 2015, Issue 2
不動産
国民年金公団のスウェーデン複合ショッピングモール投資取引
国民年金公団は20152月、フィンランドの年金基金であるVarma Mutual Pension Insurance Company (「Varma」)及び英国の委託運営会社であるGrosvenor Fund Management Europe (「Grosvenor」)との合弁投資を通じて、スウェーデンのストックホルムに位置する大型複合ショッピングモールであるSkärholmen Centrumを取得しました(「本件取引」)。本件取引における投資金額は、国民年金公団がSEK 1,141,500,000(約1,540億ウォン)、VarmaSEK 570,750,000(約770億ウォン)、GrosvenorSEK 190,255,000(約256億ウォン)です。本件取引は、国民年金公団が事実上初めて北欧地域に大規模な不動産投資をした件で、特に外国の年金基金と共同投資をした事例であるという点で意味があります。
当事務所は合弁投資契約書、対象不動産の実査報告書及び売買契約書の検討、交渉と締結など一連の過程に対する総合的な法律コンサルティングを提供し、合弁投資家の利害関係を調整して円滑な資金調達及び取引を進めるための適切な取引構造と取引条件を検討するなど、取引の完遂に寄与しました。
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