|
|
|
|
Newsletter | September 2015, Issue 2
|
|
|
|
|
|
|
保険
|
|
|
|
金融監督院長に対する問責警告処分取消訴訟で勝訴
|
|
|
|
ソウル高等法院は2015年4月15日、エルゴダウムダイレクト損害保険株式会社(現BNPパリバカーディフ損害保険株式会社、「会社」)の前代表理事であるマーク・ルドルフ・シャンプ(「原告」)が金融監督院長を相手取って提起した問責警告処分取消訴訟(「本件取消訴訟」)において、原告勝訴判決を言い渡しました。
|
|
|
|
金融監督院長は2013年4月19日、原告が違法・不当な保険料率引下げを実質的に主導したとみて、会社に対し、原告に問責警告(相当)措置をすることを要求する処分を下しました。しかしソウル行政法院は2014年5月16日、原告は保険料率の算出過程に誤りがあったことを知らず、違法・不当な保険料率引下げを実質的に主導したといえないため、金融監督院長の処分は取り消されなければならないと判断しました。そして、ソウル高等法院は2015年4月15日、第1審判決が妥当であることを確認する第2審判決を下しました。
|
|
|
|
特に、ソウル高等法院は、専決権者であるという理由のみでは「違法・不当な業務処理を実質的に主導した者」としての行為者であるとはいえず、実際に業務処理に関与した形態及び程度などによって行為者かどうかが決定すべきであると判断しました。
|
|
|
|
本件取消訴訟において当事務所は原告を代理して訴訟を遂行しました。
|
|
|
|
メインページ一覧
|
|
|
|
|