Newsletter | September 2015, Issue 2
	公正取引
	加盟取引法施行令の改正
	加盟契約に即時解約事由を追加する内容に関して改正された「加盟事業取引の公正化に関する法律(「加盟取引法」)施行令」が2015年4月7日から施行されました。
	これまで加盟店事業者が関連法令に違反して加盟事業の名声を著しく毀損しても、加盟契約の即時解約が難しく、消費者の信頼回復及び複数の他の加盟店事業者保護が困難でした。この点を解決するために、改正加盟取引法施行令には、加盟契約の即時解約事由として「加盟店事業者が関連法令に違反してブランドのイメージを著しく毀損する場合」が追加されました。
	改正により加盟店事業者が加盟店の運営に関する法令に違反して、以下のいずれかに該当する行政処分を受け、加盟本部の名声や信用を明らかに毀損して加盟事業に重大な障害を招いた場合、加盟本部は加盟契約の即時解約が可能になりました。  ① 違法事実を是正せよという行政処分  ② 違法事実を処分事由とする課徴金・過料の賦課処分  ③ 違法事実を処分事由とする営業停止命令
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