Newsletter | April 2015, Issue1
	企業一般
	SCPEによる暁星ペットボトル事業部引き受け
	2014年12月5日、SCPEはその子会社を通じて株式会社暁星のペットボトル及びAseptic Filling OEM事業の営業を譲り受けました。
	本件取引は私募投資ファンド(PEF)が投資目的会社(SPC)を通じて営業を譲り受ける構造でしたが、これまで現行の資本市場法令などの規制によって私募投資ファンドが投資目的会社(SPC)またはPaper Companyに投資することは一般的に許容されていなかったことから、このような取引構造が容認されるかどうかの議論がありました。
	結果的には、投資目的会社(SPC)を通じた営業譲受をするものであり、営業譲渡法人の構造調整上必要な取引であるという点を立証及び強調することによって困難を克服したという点で意味があります。また、売却対象事業部の工場の一部が産業団地に入居しているなど、その進行過程でも複雑で多様な法律問題が提起されました。
	本件取引において当事務所はSCPEを代理し、取引構造の樹立、法律実査、営業譲渡契約など関連契約書の作成、交渉及び締結、企業結合申告など許認可の取得、取引終結業務などの総合的な法律サービスを提供しました。
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